AI は一人じゃなかった、気づけば私のまわりに何人もの部下が【Claude Code】

隣のフォルダでチャットを始めた途端、企画書はもう受け取っている、と返された。
ハッキリ言って、別人格感が半端なかった。
Claude Code は、一人の AI。その時まで、私はそう思っていたのだ。
チャットのたびに担当が交代する
チャットの Claude の時にも、細かい指示をいくつも出してきた。括弧は全角で、といった小さな事だ。
それが、会話を重ねるうちにじわじわと変異していく。
新しいチャットで同じ指示書を貼り直しても、答えはどこか違う。
指示が同じでも、相手が変われば結果も変わる。チャットを変えると、Claude の中で担当が交代してしまう。
そんな感じなのだ。
知らない事を知らないと言う部下
Claude Code では、仕事ごとにフォルダを分けている。フォルダには、それぞれ CLAUDE.md という指示書を置く。
ある時、2つのフォルダで同じ話をした。片方は知っていて、もう片方は知らなかった。
管轄外だから知らないし、勝手には触らない。そういう答え方なので、筋が通る。
チャットの Claude の揺れとは違う。部門ごとに、担当がきちんと決まっているのだ。
だから私が、隣の部門に情報を渡してもいいと許可すると、話が変わる。隣に企画書を作って渡しておく、と言う。
冒頭の返事は、そのあとでチャットを切り替えた時のものだ。
二つの案件をかけもちする校正係
校正を頼んだ時もそうだった。
それはサブエージェントに並行して任せる、と返ってきた。サブエージェントは、本体とは別に呼び出される専門の担当者のようなものだ。
担当Aの案件と担当Bの案件を、校正係がかけもちで見ている。そんな光景が浮かんで、なんだか面白かった。
気がつくと礼を言っていた
部門ごとに担当者がいて、裏には校正係まで控えている。
気がつくと、私は Claude Code に礼を言うようになっていた。
私の Claude Code は、もう一人ではない。




